キャンバス社の免疫着火剤CBP501は、Ph2のstage2を実施することなく Phase3へSkipすることが確実になりました。Reportはこちら
4574 キャンバス 臨床第3相試験入りの可能性高まる
9月20日に明らかになった臨床第2相試験の途中結果から、CBP501とオプジーボ、シスプラチンの3剤併用群のうち1つの群で、主要評価項目達成例が3例にななっただけでなく、部分奏効例も出現、さらに全生存期間中央値(m-OS)が過去の試験例と比較して大幅に改善されていることも判明。2剤併用群の一つでも、2例の主要評価項目達成例が出現しているが、m-OSは過去の例と違いはあまりない。従って、わざわざこの2剤併用群の追加試験(ステージ2)を行うことは倫理的に疑問がある。Reportはこちら。
通常、すい臓がんでの2次治療以降における第3相試験の主要評価項目はm-OSとなると考えられるので、m-OSが大幅に改善された3剤併用群と医師選択治療群の2群比較で第3相試験がデザインされると考えるのが自然だと思われる。
4586メドレックス 選択と集中へ
2022年上期は進捗がなかったものの、今後は、開発の「選択と集中」で難局を乗り越えるものと考えられます(Report)
4588 オンコリスバイオファーマ 欧米メガファーマとの提携交渉進展中
抗PD1抗体を保有する欧米メガファーマとの提携交渉:医師主導治験Ph2の進捗が良好で、実現可能性が高まっている(Report)
4575 CanBas 治験の次の計画を含めた経営判断近し
4575 キャンバス社のPh2Stage1は順調に進捗している。9月末までには、次のステップへの移行(Ph3へのJumpかStage2か)とそれを踏まえた経営判断が発表される予定。Reportはこちら
4582 シンバイオ製薬 抗ウイルス薬 新領域への拡大
シンバイオ製薬は、多発性硬化症や脳腫瘍、さらには新型コロナ感染症の後遺症など幅広い分野で、抗ウイルス薬が有効である可能性を見出し、今後の開発を検討しています。また、ジェネリック問題の現況もチェックしてみました。レポートはこちら。
4586 メドレックス社 水面下で大型開発品が進行中
メドレックス社では、変形性膝関節症を対象とした、新しい鎮痛貼付剤の開発を進めております。ブロックバスター級の商品となる可能性があります。レポートはこちら。
4588 オンコリスバイオファーマ 欧米メガとの提携に活路
オンコリスバイオファーマ社は、ウイルスでがんを治すOBP-301について、中外製薬との提携解消後、欧米メガファーマに活路を見出す可能性があります。レポートは、こちら
4575 CanBas 夏場に朗報の可能性浮上
2022年夏場に、キャンバスが治験を実行中の免疫着火剤CBP501のPh2に関する朗報が浮上する可能性について指摘しております。レポートはこちら
4582シンバイオ製薬 四半期決算の分析とDLBCLを巡る新潮流
AnalystNetReport(4582SymBio)20211206JP
第3四半期決算の分析から、通期予想達成の蓋然性をチェックしました。また、近年、DLBCLを巡ってPolivy®のようなADC(抗体薬物複合体)やキムリア®のようなCAR-T療法が出現し、さらに現在ではBispecific T-cell Engagersが期待されているなか、トレアキシン®のポジションについて考えてみました。