4586 メドレックス 遂に米国販売承認取得 Alto-101にも大きな動き

遂にメドレックスのリドカインテープ剤(Bondlido)が2025年9月、販売承認を取得しました。3回のCRLにもかかわらず、分析を積み重ね、承認を取得できたことで、メドレックスにとってノウハウの蓄積になり、他の開発品にも好影響を及ぼすと考えられます。年末前後には販売提携先と販売戦略が見えてくる予定です。

また、メドレックスがテープ剤にするAlto社のAlto-101に関し、現在進行中のPh2で最重要視している評価項目が、大規模な症例解析の結果、効果測定のバイオマーカーとして優れていることが9月9日に発表されていた。そこへ、10月3日、FDAよりAlto-101がFast Trackに指定された。年内に浮上するPh2のTop Line Dataへの期待が高まるところである。

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4588 オンコリスバイオファーマ 承認申請へラストスパート

2025年9月30日、食道がんを対象とする放射線とOBP-301の併用療法について、オンコリスバイオファーマ社はオーファン指定申請を行いました。かねてから、厚生労働省とオーファン指定について相談をしており、オーファン指定申請が出せる状況になったものと考えられます。これで、年内の承認申請にむけたピースが一つ埋まりました。現在までの進行状況をレポートにまとめましたのでご覧ください。レポートはこちら

また、神経変性疾患であるALSを対象とするOBP-601(LINE1阻害剤)のPivotal試験の開始も迫っております。これについてもレポートで言及しております。